備え始めました(2)ラジオ

30年以内におこる確率が70%とも言われる南海トラフ地震ですが、香川県でも震度6強以上になるそうです。
瀬戸内海はあまり津波の心配はなさそうですが、ただ満濃池の堤防が決壊すると大洪水になるようです。

この手の確率計算は、いつも解釈に困るのですが、30年以内に70%ということは、今年おこる確率は2.5%くらいあると解釈してもいいんでしょうかね?
そう考えると、そろそろ対策をした方が良いかなと思い、止血帯を購入したのを機に準備を始めました。
その中で、防災用品として真っ先に思い浮かぶラジオを紹介したいと思います。

仕事中や作業中にラジオを聞く人は多いと思うのですが、私も一人で作業中の時は、わりとラジオをかけています。
上の写真のライト付きラジオは、ソニーというラジオメーカーの防災ラジオで、東日本大震災のときにビビって買ったものです。
今はもっと改良されたものが売られています。おまけとしてオレンジのホイッスルも付いてきます。

普段は単四電池で動きますが、手回し発電機が付いていて、1分間の充電(160rpm)で、AM放送(スピーカー)が45分聞けます。
カタログでは1分間の手回し発電で、ラジオが30分聞けるとあるので、それ以上聞けます。
さらに、付属のケーブルを使えば、ケータイやスマホにも充電できるのですが、これはかなりの重労働になるので、そちらは非常時も非常時のおまけ機能と考えていた方が良いかもしれません。
特に不満はありませんが、しいて不満を言うなら、チューニングがアナログなので、周波数を合わせるのにカンに頼らざるをえないということでしょうか。
西日本だと夜は、海を隔てた隣国のAM放送が混線するので、チューニングが難しくなります。

さしあたって必要ではない防災用品に対して、それなりの金額を出すのは、なかなかに精神的負担が大きいです。
それに、非常時にしか使う予定のない、あるいは使わないものというのは、いざというとき使い方が分からなかったり、使えなかったり、使い勝手が悪い恐れもあると思います。
なので、普段から使っているものを防災用品にしたり、防災用品を普段から使用していれば、いざというときにも使えるのではないかと考えたわけです。
ラジオはたいていの家庭にあるし、普段から使うので、そういうものから準備していきたいですよね。

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