どんどん蒔いてます!

4月20日 晴れ

種を蒔き始めてから1週間で、4haを超す面積の作付けをしました。

後ろの作物は麦

作業をしていると、地元の農家の人と立ち話をすることが多く、戦前・戦後の農業を聞けるので面白いです。

昔は牛で耕すのが普通でしたが、牛にも物覚えの良い牛と悪い牛がいたり、作業中に草を食べ始めて全く動かなくなったり、牛虻にたかられて牛がやる気をなくしたりしたそうです。

そのため、牛をなだめすかしたり、作業させるのに大変な苦労をされたそうです。

そして、みんなそういった苦労をしたせいか、トラクターが出現した当初は、あまりにも早く耕耘が終わるため、「機械で耕した田んぼは水が漏れる」、「やっぱり牛でないといかん」などなど、新技術だったトラクターに対して猛烈な批判があったそうです。

いつの時代でも新技術に対しては、猛烈な批判が出るけれども、やがてそれが当たり前になっていくんだなと改めて思いました。

ロータリーの回転軸の上下に、草の巻き付き防止用の棒材が設けられている

また、最近はロータリーの回転軸に草が巻き付くのを防ぐための工夫がされており、「これは特許やろうなあ」と農家の方々は、しきりに感心されていました。

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