東京から新見までの公共交通手段

東京に住む友人から、開墾を手伝いたいけれど東京から新見まで安く行ける手段って何?と聞かれることが多くなったので、東京から新見までの公共交通手段を考察することにしました。

値段は、片道の値段です。往復割引が適用されれば、少し安くなるかと思います。

①東京~(新幹線)~岡山~(在来線)~新見
約17,000円

東京~岡山をのぞみで移動し、岡山~新見を在来線で移動するルートです。
もっとも基本となる移動手段のため、以降この値段が基準になります。

メリットとしては、予約不要なので思い立ったら何も考えずすぐに乗れる点です。
デメリットとしては、乗車時間が5時間近くになるので、座りっぱなしがきついことでしょうか。
 

②東京~(サンライズ出雲)~新見
約15,000円

東京~新見を、寝台特急サンライズ出雲で移動するルートです。
サンライズ出雲には、寝台料金が不要になるノビノビ座席があります。
直通なのでもっともオススメの手段です。

メリットとしては、乗り換えがない、新幹線より安い、旅してる感がある、寝てる間に目的地に着くので時間を有効に使えるなどです。
デメリットとしては、ノビノビ座席の床が固いのでマットを持っていく必要があることくらいでしょうか。
 

③東京~(在来線)~新見
約2,400円~11,000円

東京~新見を、在来線で移動するルートです。
在来線でも一日で移動できるので、青春18切符の使える期間であれば、間違いなく最安の移動手段になります。
そうでなくても、乗車券だけなので安価になります。

メリットとしては、すきなだけ途中下車ができる点です。
デメリットとしては、乗り換えが多く乗車時間が12時間を超える点でしょうか。もっとも飽きたら新幹線に乗ればいいんです。
 

④東京~(高速バス)~岡山~(在来線)~新見
約4,000円~12,000円

東京~岡山を夜行バスで移動し、岡山~新見を在来線で移動するルートです。
高松から東京まで夜行バスに乗ったことがあるのですが、全身痛くなりました。
安いですが人を選ぶと思います。

メリットとしては、平日の水曜日や木曜日であればかなり安く移動できるし、そうでなくても寝台特急より安くなります。
デメリットとしては、寝台特急とは違いリクライニングシートなので眠りが浅く徹夜並みに疲れる点です。
 

⑤東京~(ぷらっとこだま)~新大阪~(高速バス)~新見
約15,000円

東京~新大阪をぷらっとこだまで移動し、新大阪~新見を高速バスで移動するルートです。
ぷらっとこだまはJR東海ツアーズが販売している切符で、東京~新大阪間をこだまで安く移動することができます。
さらに、新大阪から阪急バスが新見まで出ています。
わりとツウ向けの移動手段です。

メリットとしては、のぞみより安く、新大阪で降りるので、ついでに大阪に寄ることができますが、大阪に用がないなら、サンライズ出雲のほうがいいと思います。
デメリットとしては、のぞみより乗車時間が長い点です。
 

⑥東京羽田~(飛行機)~岡山空港~(バス)~岡山~(在来線)~新見
約12,000円~38,000円

東京羽田~岡山空港を飛行機で移動し、バスと在来線で新見まで行くルートです。

メリットとしては、出発日の75日前にチケットを買えば、かなり安価になるのと、移動時間が短い点です。
デメリットとしては、便数が少ないのと、早めに予約しないと新幹線より高価になる点です。
 

⑦東京成田~(ジェットスター)~高松空港~(バス)~高松~(在来線)~新見
約8,000円~23,000円

東京成田~高松空港をジェットスターで移動し、バスと在来線で新見まで行くルートです。

メリットとしては、ジェットスターでの移動なので、かなり安価になります。また、高松でうどんなどが食べられます。
デメリットとしては、高松から新見へ在来線で移動するので、それなりに時間がかかります。
 

⑧東京港~(フェリー)~徳島港~(バス)~徳島~(在来線)~新見
約17,000円

東京~徳島をフェリーで移動し、バスと在来線で新見に行くルートです。
フェリーに乗りたいだけの人向けです。

メリットとしては、徳島に寄れることです。
デメリットとしては、18時間の航海で船酔い必須です。
 

さて、まとめとしては、だいたい以下のようになります。

オススメ
・新幹線プラン①
・サンライズ出雲プラン②

何が何でも安くしたい場合
・青春18切符プラン③
・水曜や木曜の夜行バスプラン④

移動時間を短くしたい場合
・飛行機プラン⑥

大阪、香川、徳島にも用事がある場合
・ぷらっとこだまプラン⑤
・ジェットスタープラン⑦
・フェリープラン⑧

以上、みなさまの開墾のお手伝いをお待ちしております。