ピザ窯を作る

9月26日 曇り

おそらく、スローライフでやりたいことのトップ3に入るであろうピザ窯づくりをしました。

ネットで検索すると、本格的な物をつくろうとすると数万円かかるのですが、知人で本格的なピザ窯を作った人たちは、全員もてあましているのも現実です。

その同じ穴の二の舞を踏まないように、汎用品を組み合わせて作ることにしました。

珪藻土を切り出して形成した七輪の上部開口を、別の七輪の上部開口を対向させて載置し、内部で炭を燃やして七輪を余熱するだけです。

ホームセンターに行けば、七輪×2と炭を買っても、三千円あればおつりが来るので、極めて安価に、低コストで、費用を圧縮しながら節約してピザ窯を作れます。

下側七輪の側面開口を風上に向ける。
上側七輪の側面開口は風下へ向ける

下側七輪の側面開口を風上に向けて、上側七輪の側面開口を風下へ向けることで空気の流れが、七輪ピザ窯内に生まれて、内部の炭が燃焼します。
とはいえ、部分的に不完全燃焼が発生するので、屋内での実施は禁物です。

ドライヤーなどの送風機で下側七輪の側面開口へ風を送ると、内部の温度は千度を超えるようで、陶芸もできるようです。(七輪陶芸という周知技術)

一時間ほど内部で炭を燃焼させて十分に七輪を予熱したところで、上側七輪を外し、炭を取り出して、網とピザ(市販品)を入れます。
ピザは七輪の内径より小さいものが適しています。

炭を出さないと、ピザ底面が真っ黒に焦げます(一敗)
再び上側七輪を載置する。

上下両側の七輪の側面開口を閉鎖して五分ほど待てば、ピザが焼けました。少なくとも三枚は連続して焼くことができます。

課題としては、ピザ上面を加熱する火力が、上側七輪に蓄熱された熱だけなので、チーズに焦げ目を付けるのが難しいと言ったところでしょうか。
とはいえ、片付けなども楽で、使用後はまた七輪として使用できるので、ちょっとやってみる分には十分でした。
やってみた感想としては、市販のピザを加熱する程度であれば、トースターで十分な気がしました。