薪割り

薪ストーブで一番大変なのは、薪の準備です。

薪を買うと高いので、自分で割ることになります。

たまたま近所の方が椎茸の原木を伐る仕事しているので、その方にお願いしてどんぐり系の木を調達してもらっています。

それをチェーンソーで玉切りにして、薪割り機で割ります。

作業場風景
薪をセットしたところ
レバーを引くと油圧シリンダが伸びて薪を割る
割れたところ
クワガタとかが寄ってきます

割った薪を軒下に積んで一年半乾燥させて使います。

1ヶ月で1立米ほど使うので、一冬に4立米ほどの木が必要になります。

そのため薪割り作業を数百回繰り返すので、薪割り機は100v駆動の電動が楽です。

薪ストーブの設置

広くなった玄関に薪ストーブを設置しました。

古民家は基本的に壁がなく、家の内と外とを仕切るのは窓ばかりなので、煙突は窓を通すことにしました。

一番上の写真は、窓ガラスを外して木枠を取り付ける様子です。

突貫工事でやったので、写真を撮るのを忘れ、ほとんど写真はありません。

最初に購入した薪ストーブは、ホンマ製作所の時計型ストーブです。

レンガは耐熱シールド

二ヶ月ほど使用して、薪ストーブが結構使えることが分かったので、鋳物の薪ストーブを購入しました。

90kgあるので、近所の人たちに手伝ってもらって設置することができました。

ホンマ製作所の薪ストーブと南部鉄器の鉄瓶

薪ストーブはこだわり始めると、とんでもない価格になりますが、床のリフォームから設置まで自分でやったので、全部で30万円ほどで済みました。

薪ストーブのおかげで暖房のための灯油の使用量が激減したので、10年ほどで元は取れそうです。

玄関を広げたい~土間打ち編~

二年ほどブログを放置していましたが、しばらく更新していこうと思います。

2022年の3月に玄関の土間打ちをしました。

冬は屋内が氷点下になる怖れがあり、そうなると土間が固まらないため春を待っての作業になりました。

コンクリートではなく、三和土(たたき)といわれる土間です。

三和土は、真砂土と石灰を、融雪剤入りの水で練り合わせて作ります。

バケツに真砂土6杯に対して、石灰1杯くらいの割合で混ぜ合わせて、水で練ります。

真砂土と石灰の比率は割と適当でもしっかり固まります。

施工面積は二畳半ほどの広さですが、厚さ約5cmで打ったので、真砂土が全部で400kgぐらい必要だったと思います。

そのため、手で練ることはあまりにも重労働なので、ミキサーを買いました。

回転するミキサー
水分は、握ると固まる程度
端から打っていきます
土を盛ったあと、木で叩いて平たくしています
完成

あとは、ビニールシートなどを敷いて養生して固まるのを待ちます。

水平にするのが難しく、割と凸凹になりましたが、楽しい作業でした。

次は、いよいよ薪ストーブを設置します。

玄関を広げたい~上部構造編~

無事に床の解体が終わったので、床を張ることにしました。

まずノミで大引きを追加する場所を加工していきます。

ときどき玄能で手を打つので手袋しています

これを必要な箇所で数回行って、その後に新設する大引きを加工していきます。

これを必要な回数だけ行い、大引きの設置を完了します。

次に大引きの上に、根太を取り付けていきます。

最後に床板を貼り付けて完成です。

玄関がかなり広くなりました。

次回は、土間部分に三和土を打設したいと思います。

玄関を広げたい~解体編~

2021年年末

雪が降り続き、外での作業ができなくなったので、玄関のリフォームを始めました。

以前から玄関が手狭で、もっと広ければ良いのにと思っていたので、玄関を拡張することにしました。

そこでまず目を付けたのが、玄関に隣接する4畳ほどのスペースです。

玄関に隣接する部屋

この部屋は、床が抜けそうなので移住した当初に、床の上に直接コンパネを貼り付けていましたが、床全体を解体することにしました。

まず、コンパネをすべて取り払います。

コンパネを外すと、昔のフローリングがあります

さらにフローリング材を剥がしていきます。

古い床板とさらに古い床板の間にできたネズミの巣

床板の間からネズミの巣が出てきました。

新しいフンがあり、先日まで使用されていたようです。
そのため、巣を撤去してから2~3日の間、ここに住んでいたネズミが夜中に家の中を走り回っていましたが、あきらめてどこか別の所に移動したようです。

引き戸を撤去したところ
さらに古い床板を剥がす

部屋の床を解体できたので、次は、奥の廊下部分を解体します。

無事解体できました。

ちなみに、山の古民家の床下は、石だらけです。

撤去しようにも重いので、そのままです。

次回は床を作っていきます。