わにの刺身

広島県庄原市東城町の某スーパーで、わにの刺身を発見しました。

わにと言っても一見して白身魚であり、どうやら爬虫類のワニではなさそうです。

わにと書いて誤解されたり混乱したりしないように、親切にもカッコ書きで、(いらぎ)と記載されていますが、いらぎも初耳なので、白身の魚という以外何もわかりません。

冷凍の魚フライでよく見かける、メルルーサとかメロ並みに、いったいどんな魚なのか見当もつきませんが、そういえば古事記の因幡の白ウサギに、わにが出てきたなあと思いだしました。

島に渡りたかったウサギが、複数のわにをだまして整列させ、わにの背中を踏み台にして海を横断している途中で、だまされたことに気付いたわに達に、生きたまま皮をはがれるというお話で有名ですよね。

出雲と広島は何となく近いし、そのわにだろうということで解決しました。

味は、普通の白身魚でした。

竹筒炊爨

3月1日 晴れ

最近はずっと竹林の整備をしていますが、今日は天気がよかったので、前からやろうと思っていた竹筒炊爨に挑戦しました。

まず、孟宗竹を伐り、節の一つにノコギリとマイナスドライバーで窓を作りました。

その後、米二合と水を入れ、あとは飯盒炊爨の要領で焚いてみましたが、竹は金属に比べて熱伝導率が悪いようで、焚きあがるまでに一時間近くかかりました。

たきあがると米がぎちぎちになって、圧縮したおにぎりのようになりました

しかも、欲張って二合炊いたため、沸騰するまでに時間がたちすぎて、竹が燃え、米が焦げました。

焦げくさかったのでレトルトカレーをかけて食べたところ、カレーの香りが焦げくささを包み込み、普通のカレーライスになりました。

よく小学校のキャンプなどで、カレーを作るのは、飯盒炊爨の米がベチャベチャだろうが、コゲコゲになろうが、なんとか食べられるようにとの知恵だったんですね。

改めてカレーの懐の広さを知りました。

竹細工2

山暮らしのメリットの一つに、飲める水が簡単に手に入るというのがあります。

水道管の凍結や、大雨で水道が断水しても、不便ですが水に困ることがないのは安心です。

家のすぐ下に沢水が湧いているのですが、塩ビ管で取水しています。

家よりも下側なので利用しづらいですが、非常時には役立つ

前々から塩ビ管だと風情がないと思っていたので、竹筒に交換しました。

適当な長さに切った竹の中に、その辺に転がっている異形鉄筋を通して節抜きし、竹筒を作りました。

竹がどれくらい持つのか不明ですが、竹の有効利用ができて良かったです。

布団内における肩からの冷気について

布団はその構造上、どうしても首から肩にかけての部分から冷気が侵入してきてます。

室温が高い場合は問題ないですが、室温が氷点下になってくると肩が寒いです。

ネットで調べると、羽毛ベストがベストな選択ということなので、フードつきの羽毛ベストを購入しました。

created by Rinker
Lecoon(レコーン)

フードをかぶって耳を暖めることで耳鳴りを防止し、かつ肩が冷気にさらされるのを防止できる優れモノです。

羽毛布団と、羽毛ベストと、電気敷き毛布があれば、室温が零度程度でも快適になることがわかりました。

今冬は暖冬で、室温が-1℃を下回ることがないのですが、どこまで大丈夫なのかそのうち調べたいと思います。

湯たんぽか、電気毛布か

前にも書いた気がしますが、築100年越えの古民家にリフォームなしで移住した場合、断熱材もエアコンもないので寝室の温度をコントロールできません。

そのため、家の中がナチュラルに氷点下になったりするので、羽毛布団だけでは太刀打ちできません。

11月か12月か忘れましたがものすごく寒い日があり夜中に寒さで目が覚め、布団の中で寝袋を使って寝ました。

その後しばらくは布団の中で寝袋を使って寝ていましたが、放射冷却が起こらない日は暑くて目が覚めるので、とうとう布団で使う暖房器具を導入することを検討しました。

まず、ホームセンターでプラッチック湯たんぽ(容量3L)を購入しました。ブリキや陶器の湯たんぽもありましたが、とりあえず試すのが目的だったので安いのにしました。

二日ほどプラッチック湯たんぽを使って分かったメリットは、以下の通り。
1、価格が安い
2、容量が大きいので、朝までずっと暖かい
3、残り湯が何かに使えそう

デメリットは以下の通り。
1、容量が大きいので、湯を用意したり、入れるのが面倒
2、湯の量をけちると派手にへこむ
3、説明書がやたら「低温やけど注意」と脅してくる

とりあえず二日使った感想としては、身体全体がまんべんなく寒いのに対して、足元だけ暖かくても寒いのは変わらなかったのと、湯の注入と排出があまりに面倒だったため、今回は残念ながら不採用となりました。
湯たんぽ様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

結局、電気敷毛布を採用することになりました。

冬場の冷気は下から来るようなので、電気毛布は掛けるよりも敷く方が良いようです。

140cmあるので、肩より下はだいたいカバーできます。
あまり温度を高くすると寝ているときに汗をかくので、かなり低い出力で使う必要がありますが、肩より下が暖かいので快適です。

電気毛布がないと眠れないのですが、近所の方に聞いたところ、電気毛布がなかった時代は、こたつで寝ていたそうです。
電気毛布は偉大。