三週間の旅行が終わり、帰りのフライトに乗りました。
往路ではアムステルダムの空港で乗り継ぎに一時間以上かかりましたが、復路は出国だったので乗り継ぎのセキュリティチェックもなく、出国手続きもパスポートと顔を見てスタンプを押すくらいで、20分で乗り継ぎができました。
出国手続きが緩いのはどこの国も同じですね。
アムステルダムで出国のスタンプを押してもらうとき、空港職員から「Where do you go?」と聞かれたので「Japan」と答えると、「オカエリ」と言われました。
日本人の感覚だと、そこは「オキヲツケテ」という方が適切だと思いましたが、「アリガト」と言って別れました。
帰りのフライトに乗ると、離陸して一時間ほどで、夕食が出てきました。
エコノミークラスでは、チキン照り焼きご飯か、マカロニパスタが選択できたのでパスタにしました。
今回もフライトの時間が昼間のフライトなので全く眠くなく、ひたすら映画を見て過ごしました。
ふと、飛行機の軌道を見ると、それまで一直線に進んでいたのが、モンゴルあたりから急にジグザグ飛行を始めたのに気がつきました。
そのまま直線的に進んだ方が距離が短いにもかかわらず何かを迂回していることに気がつきました。
そして、遼東半島をかすめたとき、ふと気がつきました。
12月から1月にかけて遼東半島で起こったことと言えば、1905年の旅順攻囲戦が有名です。
旅順攻囲戦での日本軍の勝利により、旅順艦隊は無力化し、旅順艦隊と合流できなかったバルチック艦隊を日本海海戦で破り、日露戦争を勝利したわけですから、勝ち戦の戦場を見せてやろうというKLMオランダ航空の粋な計らいということに気がつきました。
ちなみに、夜なので暗くて全く旅順も何も見えませんでしたが。
こうやって見ると、日本人に遼東半島を見せてくれるために、かなり迂回していることが分かります。
あるいは、なにかロケットとかミサイルがバンバン飛んでくる空域を回避しただけなのかもしれません。
着陸直前に朝食が出てきました。
朝食はオムレツ1択でした。
昼食は梅田で麻婆豆腐麺を食べました。
半ライス付きで1000円は都会値段ですが、北欧に比べるとびっくりするくらい安く感じるので、やはり日本が一番いいと思いました。
おわり