竹筒炊爨

3月1日 晴れ

最近はずっと竹林の整備をしていますが、今日は天気がよかったので、前からやろうと思っていた竹筒炊爨に挑戦しました。

まず、孟宗竹を伐り、節の一つにノコギリとマイナスドライバーで窓を作りました。

その後、米二合と水を入れ、あとは飯盒炊爨の要領で焚いてみましたが、竹は金属に比べて熱伝導率が悪いようで、焚きあがるまでに一時間近くかかりました。

たきあがると米がぎちぎちになって、圧縮したおにぎりのようになりました

しかも、欲張って二合炊いたため、沸騰するまでに時間がたちすぎて、竹が燃え、米が焦げました。

焦げくさかったのでレトルトカレーをかけて食べたところ、カレーの香りが焦げくささを包み込み、普通のカレーライスになりました。

よく小学校のキャンプなどで、カレーを作るのは、飯盒炊爨の米がベチャベチャだろうが、コゲコゲになろうが、なんとか食べられるようにとの知恵だったんですね。

改めてカレーの懐の広さを知りました。

竹細工2

山暮らしのメリットの一つに、飲める水が簡単に手に入るというのがあります。

水道管の凍結や、大雨で水道が断水しても、不便ですが水に困ることがないのは安心です。

家のすぐ下に沢水が湧いているのですが、塩ビ管で取水しています。

家よりも下側なので利用しづらいですが、非常時には役立つ

前々から塩ビ管だと風情がないと思っていたので、竹筒に交換しました。

適当な長さに切った竹の中に、その辺に転がっている異形鉄筋を通して節抜きし、竹筒を作りました。

竹がどれくらい持つのか不明ですが、竹の有効利用ができて良かったです。