ぬか床作り

6月8日 雨

梅雨入りしたせいか、雨が降っています。

梅雨入り前にひまわりの作付けをしたかったのですが、いろいろあって間に合いませんでしたね。

梅雨明け頃に種を蒔こうかと思います。

ひまわりはこの時期に植えるとちょうど2ヶ月で咲くので、梅雨明けに蒔くと、九月頃満開になる計算です。

さて、三本ある山椒の木のうち、一本が実を付けていたので、収穫しました。

山椒も実を付ける物と実を付けない物があるみたいです。

実山椒
実山椒の拡大写真

山椒の実は固いし、虫も付いていないので、桑の実の収穫に比べ断然楽ちんだったのですが、素手で取ったため、トゲがちくちくしていたかったです。
革手袋を着けるとよいです。

枝付き山椒

無事に実山椒も手に入ったことなので、ぬか床を新たに作ることにしました。

材料は、生ぬか、塩、水、あく抜きをした実山椒です。

生ぬかは、お隣の田んぼで無農薬、無肥料で作られたあきたこまちを、ちょっとずつ精米してためていた物を使用しました。

水は簡易水道の生水です。カルキが入っていると、カルキが乳酸菌を殺すので発酵しづらいのですが、簡易水道なのでカルキが入っておらず、カルキ抜き処理をせずに使えます。

塩水を投入。分量は味を見ながら適当に。

材料を適当に混ぜて、最後にタンピングして完成です。

緑の粒が実山椒

全ての材料を熱処理して、細菌が空白状態となっているぬか床の場合は、野菜を捨て漬けして乳酸菌を補給する必要がありますが、ぬかの消毒を全くしていないので、おそらく良い感じに乳酸菌がいて、捨て漬けなしでもうまいこと発酵するんじゃないかと期待しています。

乳酸菌は、大変慈悲深く、そのぬか床づくりには間違いもなく、したがって正解もなく、人間の浅慮を越えたところに存在するありがたいものです。