前回、設計が済んだので、実際に作製します。
ホームセンターで厚さ9mmのシナ合板を購入し、板を切り出します。
切り出した板に、スピーカーユニットや、ダクトなどが通る穴を開けていきます。
自在錐という道具があれば、簡単に任意の大きさの穴を開けることができますが、4000円くらいするので、ただのドリルで穴を開けることにしました。
ガタガタの穴ですが、どうせ隠れるので大丈夫です。
次に、板をボンドで貼り合わせます。
ボンドが乾くまで時間があるので、その間に内部の配線を作ります。
その後、さらに貼り合わせ、スプレーで塗装し、中に吸音材を入れて、ダクトとスピーカーを組み付ければ完成です。(写真は撮り忘れました笑)
YouTubeにスピーカーの周波数テストの動画がいくつもあるので、それで共鳴周波数を確認してみると、今回自作したスピーカーは、30Hzから音が聞こえ始め、80Hzで顕著に音が大きくなり、90Hz~100Hzで音が小さくなり、110Hzから徐々に大きくなりました。
音が大きくなった後、一旦小さくなり再び大きくなるという音の谷が出来ていることが分かりました。
つまり、共鳴周波数が設計通りの92Hzではなく、約80Hzまで下がっていることになります。
原因究明のために、ダクトを改めて採寸すると、3.6cmと記載されていた直径は、一番外側のフランジ部分だけであり、実際の直径は3.2cmしかありませんでした。しかも先細り形状で一番奥は3.0cmだったので、平均直径は3.1cmということになります。
改めてこの条件で共鳴周波数を計算してみます。
82Hzとなり、実際の聞こえ方と一致しました。
ということで、最適な共鳴周波数よりもかなり低いスピーカーになってしまいましたが、普通に鳴らす分には特に違和感も無いので成功ではないでしょうか。
もちろん、事前にこうなることが分かっていたらダクトを詰めて調整していたのですが、こういう失敗を含めてDIYの醍醐味ですよね。