せっかく北欧まで来たので、オーロラを見に行きました。
深夜にストックホルムのアーランダ空港から、フィンランドのヘルシンキ・ヴァンター空港へ行き、そのまま空港で一夜を明かしました。
ヘルシンキ・ヴァンター空港は、空港泊がしやすいと評判なだけあり、セキュリティエリア内では何人もの人が夜を明かしていました。
翌朝、フィンランドの最北にあるイヴァロ空港へ。
フィンランドでオーロラがよく見えると評判のイナリへ行きました。
フィンエアーの公式サイトを確認すると、イヴァロ空港からイナリへは公共交通機関がなく、イルマリ社のタクシーを手配する必要があるとのことだったので、ネットで予約していきました。
日本語のブログでバスがあると書いてあったブログもありましたが、実際現地に行くとありませんでした。
廃止されたのか、冬は運行していないのかは分かりませんが、注意が必要です。
豪雪地帯なのでタクシーはSUVかと思っていたら、セダンタイプのメルセデスでした。
雪道を時速100kmで走行しても、とても静かで、それがフィンランド流のおもてなしだそうです。
北極圏なので寒いのは寒いのですが、0℃くらいだったので、ちょっと暖かい服装で大丈夫でした。
問題は靴の方で、防水の登山靴で行ったところ、靴裏の溝に雪が付着してツルツルになるので、非常に歩きにくかったです。
普段雪が降ったら、スパイク付きの長靴を履くので、登山靴だと駄目だと知らなかったんですよね~
ちゃんと細かくて深い溝の雪ぐつを購入しておけば良かったと思いました。
宿のチェックインまで時間があるので、歩いて博物館へ行きました。
あまり観光スポットはないようでした。
イナリでの宿泊は、自炊設備の付いたホリデイ・ヴィレッジ・イナリという所にしました。
予約サイトでは、フリーWi-Fiがないと記載されていましたが、ちゃんと使えました。
私が宿泊したコテージは、鍵の開け方が特殊で、外からドアを開ける際は、鍵を鍵穴に差し込んで回した状態で、ドアノブを回し、ドアノブを一度押した後で鍵をさらに回して、ドアノブを手前に引くと開くと説明されました。
そうやってドアを開けて中に入ることはできたのですが、コテージから出るときにオートロックのドアが開かなくなりました。
窓もはめ殺しで窓から出ることもできず、辺りに人もおらず、助けを呼ぼうにもフロントへ通じる電話もなく途方に暮れたのですが、友人が用意してくれたSIMカードが通話可能だったことを思い出し、フロントに電話して開けてもらいました。
フロントの人が言うには、中から出るときは、入るときと逆にドアノブを一度手前に引いてから、押すと開くとのことでした。
なぜそんな複雑な手順なのか分かりませんが、初見殺しも甚だしいですが、フィンランドでは普通なのかもしれません。
いずれにせよ、電話が使えて良かったです。
近くにスーパーがあるので、食糧や、その他必要な物は手に入ります。
自炊設備が整っていましたが、結局調味料がないため料理する気になれず、カップラーメン、パン、果物、サラダ、ヨーグルトとかすぐ食べられるものを買って2日間過ごしました。
なお、ずっと曇りだったためオーロラは見れませんでした。