旅行14日目:ノーベル賞の関連スポットへ行く

スウェーデンといえば、日本では、ノーベル賞のイメージしかありませんよね。

実際、機動武闘伝Gガンダムで、スウェーデンの代表はノーベルガンダムでした。

また、令和元年も日本人がノーベル賞を受賞したということで、ノーベル賞関連のスポットを巡ることにしました。

午前中は、ノーベル賞の晩餐会や舞踏会が行われるストックホルム市庁舎へ行きました。

中にはツアーでしか入れないため、市庁舎の受付でツアーに申し込みました。

晩餐会が行われる青の間

なぜ青くもないのに青の間と呼ばれるようになったのか、説明してくれていましたが、メモも取っていなくて全然覚えていません。

青の間の階段

イブニングドレスで降りる女性が裾を踏んで転倒しないように階段の奥行きを広く、後ろ側に僅かに傾斜するように設計したそうです。

ストックホルム市庁舎の黄金の間

黄金の間の黄金は本物の金だそうです。

首のない男

黄金の間の首のない男は、設計ミスにより頭を描くことができなかったそうですが、そのためかえって有名になり、ストックホルムのマスコット的なポジションに収まったそうです。
そういう逆説的な話って面白いですよね。

昼食の豚肉の海鮮醤炒め。1200円と良心的。

午後からは、ノーベル博物館へ。

吉野さんおめでとうございます

ノーベル賞が人類の課題へ貢献した人に贈られるもののためか、ノーベル博物館では、人類の課題が多く展示されていました。
米国と中国が、いろいろ飛び抜けていました。
世界はこの二カ国を中心としていることを改めて実感できました。

中にカフェがあり、ノーベル賞の晩餐会と同じアイスクリームを食べることができます。

友人とノーベルアイスを食べました。

ノーベルアイス。お値段1400円

ノーベル賞のメダルを模したチョコレートが一枚付いていました。
甘さ控えめなビターチョコでした。

私も友人も村上春樹を何冊か読んでいる大ファンですが、まさか村上春樹氏よりも先にこのアイスを食べることになるとは思わなかったと、感慨深くなりました。

旅行13日目:スカンセンに行く

北欧は朝明るくなるのが遅いので、昼前にホテルを出てスカンセンへ行きました。

スカンセンは、急速に失われていくスウェーデンの伝統的な建築や動物を集めて保存しているテーマパークです。

日本でいうところの日光江戸村と一緒ですね。行ったことはありませんが。

スカンセンは、島にあるので船で行きました。

船から見るガラムスタン、魔女の宅急便のよう

展示されている建物は、何世紀も前の古い物から、19世紀頃まで様々です。

竪穴住居
高床式倉庫
再現された18世紀頃の農家のクリスマスディナー
鳩とカラス。カラスが部分的に白い。
スズメは日本と同じ
なんかの鳥
二列縦隊で行進するアヒル
ニワトリ

子どものころはバードウォッチングとか、何が楽しいのか分かりませんでしたが、大人になると鳥しか見なくなりますよね。
いろいろ動物がいましたが、結局写真に撮っていたのは鳥がほとんどでした。

昼ご飯は、スカンセンの中にあるレストランで食べました。

ヘラジカのシチュー。約1700円

ヘラジカの臭いが気になり、またマッシュポテトが濃すぎて全然食べれませんでした。
やっぱり洋食は、合わないなぁ~と思いながら、周りを見渡すとみんな残していたので、特にまずいようです。

ヘラジカ
北欧名物のトナカイ
地衣類を食べるトナカイ

日本だと、トナカイはサンタクロースのそりを引くだけの荷役動物のイメージしかありませんが、北欧では普通に食肉として売られていました。

水族館もある

スカンセンは全体的に、スカンディナヴィア半島の動物や建物を集めているので、好感が持てました。

また、冬のせいか、観光客も少なく、ときどき中国人の団体旅行客が大型のバスで乗り付けて、ドカッと出てくる以外は静かでした。

夜は中華料理を食べました。

焼き餃子

中国人の経営する中華料理屋だから餃子は水餃子かと思いきや、焼き餃子でした。

なすの揚げたやつ

どこに行っても中華料理屋はあるので、洋食を食べずに済むので本当にありがたいです。

旅行12日目:ストックホルムへ行く

2日間の休養ののち、ストックホルムへ行きました。

デンマークのオールボーからストックホルムへの直通便はないので、オールボーから電車でオーフスという街に行き、そこから飛行機でストックホルムへ行きました。

空港で食べたサンドイッチ。1200円くらいするけれど、びっくりするくらいまずい

ストックホルム・アーランダ空港

飛行機に乗ったときは、まだ明るかったのですが、到着したときは16時頃だったので、すでに夕闇でした。

ストックホルム中央駅
ガムラスタンのクリスマスマーケット

夜でもクリスマスマーケットやってるなあと思いましたが、まだ、17時にもなってないんですよね。
暗くなるのが早いです。

観覧車などの遊具はありませんでした。

ところでストックホルムは「魔女の宅急便」(※宅急便は、ヤマト運輸が提供する宅配便サービスの登録商標です。)のロケ地なので、魔女の宅急便を見れば、わざわざストックホルムに行く必要はありません。

ライトアップされたガムラスタンの大聖堂

歩いていると、魔女宅でも登場する時計台のモデルになった大聖堂がありました。手前に建物があり、頂部しか見えませんでしたが。

魔女の宅急便を最後に見たのは中学生の時でしたが、パン屋のおソノさんの夫が全然喋らないのが気になりましたが、実際にストックホルムに来て、理由が分かりました。
劇中では、全員日本語で会話していますが、それはあくまで便宜上のことであって、ホントはスウェーデン語で会話していると考えると、おソノさんの夫は日本人なので、スウェーデン語が喋れないから、喋らないだけなんだと分かりました。

旅行10~11日目:帰国してダラダラする

3泊4日のオランダ旅行も終わり、デンマークに帰国し、ダラダラしました。

オランダ旅行の感想ですが、オランダは非英語圏の中で最も英語が通じる国としてランクインしているだけあり、アムステルダムだけでなく、南オランダなどの地方でも英語の案内があり、バスや電車も時間通りにくるので非常に旅行がしやすい国でした。

そして衝撃的だったのは、飛行機の機内放送の順番が、毎回、英語→オランダ語であり、離陸前のセーフティの放送では、英語のみということもありました。
母国語より英語を優先しても、何の問題もないくらいみんな英語が堪能ということを感じました。
日本では考えられませんね。

オランダに英語留学する人もいるそうですが、全然アリな選択ですね。

日本では学校教育で10年近く英語を勉強しますが、英語が堪能になるということはないので、教育が間違っているのは明かですが、日本語しかできない国にすることで、外国人の流入を防ぎ、日本人が他国に流出するのを防ぐ国策かもしれません。

空港から友人宅へ帰る途中で、巨人の絵を見つけました。

ウルトラマンっぽい巨人

10日間ほどずっといろいろな場所で観光していたため、2日ほど休養を取りました。

休養中は、ノートパソコンでyoutubeなどで動画を見ていました。

基本的に、スマホやタブレット、カメラなどのデジタルデバイスのACアダプタは海外の240Vまで対応しているので、変圧器は必要ないのですが、ノートPCの電源ケーブルは100V専用なので、ノートPCを持って行く場合は、海外用の電源ケーブルを持って行く必要があります。

旅行9日目:おつかいに行く

オランダに行く直前に、友人から「ゴッホ美術館で、アーモンドの花のサービングボードを買ってきて欲しい」と、運び屋を頼まれたため、ゴッホ美術館に行くことにしました。

バス停から歩いてゴッホ美術館に行く途中に、国立美術館がありました。

国立美術館

小国とは言え、17世紀には、オランダ東インド会社が大成功して世界一強大な国となっただけあり、建物は立派です。

ニューヨークもその始まりはオランダの植民地であり、ニューアムステルダムと呼ばれていたそうです。

日本でオランダというと、チューリップと風車、あとは電気シェーバーや電動歯ブラシを作っている電機メーカーが有名なくらいですが、鎖国中の日本と唯一交流があった国なので収蔵品が気になりましたが、時間の関係上、素通りしました。

ゴッホ美術館

ゴッホ美術館には、ひまわりや、肖像画、アーモンドの花などが展示され、浮世絵も展示されていました。

花咲くアーモンドの枝のサービングボードは、ミュージアムショップで、お土産として売られています。

後で調べると、日本でもネットで買えるようです。

絵の部分は陶器なので、まな板として使うと傷だらけになるため、チーズやハム、パンなどを載せる板として使う方が良いでしょう。

側面に大きな割れ

外国だからなのか、木製品だからなのか、商品の品質はバラバラな感じでした。

できるだけきれいな物を選び、購入した後は、アムステルダム市内を食べ歩き観光しました。

まず、有名なクロケットを自動販売機で購入しました。

オランダ名物クロケット

大きさの対象物がないため分かりづらいですが、長さは10cmほどです。
とてもおいしいのですが、最中と同じで一個でおなかいっぱいになるくらいのボリュームがありました。

クロケットは一口食べたら、すぐ止まんのよ
クロケット二個目いってるやつ見たことないんやから
クロケットの大食いギネス記録は2やねん

次に、ハーリング(ニシン)を食べました。
生のニシンを軽く発酵させ、みじん切りにしたタマネギとスライスピクルスといっしょにパンに挟んでいただきます。

オランダ名物ハーリングをパンで挟んだやつ

このハーリングをパンで挟んだやつが、欧州に来て一番おいしかった食べ物です。
日本では手に入らなさそうなので、今度自分で作りたいと思いました。

ホランドカジノ

また、近くに国営カジノがあったので、カジノにも行ってみました。
日本でも最近IRが取り沙汰されているため予習しに行きました。

入場料は、約600円と良心的でした。

ルーレットをやろうかと思ったのですが、ルーレットチップのやり取りのシステムがよくわからず、見学しただけでプレイは断念しました。
システムを理解していないと、説明されてもよく分からないですからね。

ちなみにディーラーは女性の方が多かったです。
バスの運転手も半数くらいが女性なので、男女平等を感じました。