屋根の修理をする part1

屋根の修理のために、材料を少しずつ買い集めていて、ある程度揃ったので修理を始めました。

トタン板を剥がして、一枚ずつ張っていきます。

全体的にトタン屋根ですが、一部は透明のポリカ波板が張られて、明かり窓になっています。

明かり窓

このポリカ波板を剥がすと、なんと、ポリカ波板の下にある野地板が、焦げています。

周期的に焦げている

周期的に焦げているので、ポリカ波板の凸部分がレンズの役割を果たし、十数年を掛けてここまでこんがり焼いたのでしょう。

このまま炭化していくと火災の恐れもありそうなので、焦げた野地板は急遽張り替えることにしました。

交換前
交換後

また、明かり窓を作ろうと思って材料を買っていたのですが、予定を変更して全面トタン張りにすることになったので、材料が足りなくなり、作業は中途半端なところで中断することになりました。

管理機のキャブレターを直す

三菱農機のマイボーイという管理機を使っています。

もともと古民家の納屋にしまわれていたものを使っています。

フロートチャンバーから燃料のガソリンが漏れていたのですが、だましだまし使っていて、そろそろ直そうと思い立ち、直すことにしました。

ネットで検索すると、どうやらフロートチャンバーのパッキンの劣化が原因らしいと分かったので、パッキンの様子を見ることにしました。

まず、キャブを分解して、フロートチャンバーを取り出します。

フロートチャンバー

フロートチャンバーの溝にパッキンらしきものが見えるので、取り出すと、バラバラになっていました。

バラバラになったパッキン

原因が確定したので、分解したものを組み立てて、ネットでパッキンを注文しました。

新しいパッキン

交換します。

新しいパッキンに交換すると、燃料漏れがなくなったので良かったです。

瓦を差し替える

色が同じ瓦が手に入ったので、割れた瓦を差し替えることにしました。

まず、差し替える瓦の近くにクサビを入れて瓦を浮かせます。

二カ所にクサビ

差し替える瓦の一つ上の瓦を取り除きます。

一個上の瓦は、爪で引っ掛けているだけなのですぐ取れました。

差し替える瓦は、釘で留まっているので玄能で割って取り除いたあと、クギを取り除きます。

新しい瓦に替えて、釘で留めます。

そののち、一個上の瓦を元に戻しました。

まったく同じ瓦に見えますが、寸法が若干違うので、少し収まりが悪いです。

浮きが発生してしまった
完成

許容範囲内だと思うので、直って良かったです。

雨樋を掃除する

今後、雨が多くなりそうなので、雨樋の掃除をすることにしました。

はしご兼用脚立を軒に立てかけて、雨樋を確認し、ごみがあれば取り除いていきます。

松の葉が溜まっていた
取り除いたあと

二階もあるのですが、二階の雨樋の点検は危険なため行いません。

点検していると、怪我をした瓦を見つけました。

近日中に直したいと思います。

雹(ひょう)、屋根を穿つ

4月16日の夕方、北から寒気が流れ込み、激しい夕立と雹が降ってきました。

一番大きいのでピンポン球くらい

雨樋から大量の雨が噴き出すので平成三十年の豪雨災害を思い出し、避難することも考えましたが、ヒョウが怖くて外に出ることもできず、雨雲レーダーを見ながら止むのを待つしかできませんでした。

屋根の谷の部分からは大量のヒョウが積もっていました

三十分ほどで雹が止んだので、外に出てみると、周囲は急激な温度変化によるもやと爽やかな香りで充満していました。

雹で穴だらけになった観賞用のフキ
同じく見るも無惨になった観賞用のワサビ(左上)

どうやら、草や木の葉が雹に打たれて、その草木の香りが充満し、もやと相まって幻想的な雰囲気を醸し出しているようでした。

この日は午前中に、段差にモルタルを打設していたのですが、養生をしていなかったため、豪雨と雹で表面がボコボコになっていました。

雹で表面が流されてざらざらになってしまったモルタル

さらに、物置の屋根の一部のポリカ波板を雹が穿っていたので、応急修理をしました。

雹のカタチに穴が空いている
ブルーシートで応急処置

車にへこみや割れがなかったのが、不幸中の幸いでした。

連休中は屋根の修理で終わりそうです。