藁で鰹のたたきを作る

薪ストーブで鰹のたたきがつくれるんじゃないかと思い立ち、鰹のたたきを作ることにしました。

そのため藁を用意します。

田舎だから藁なんていっぱい有るだろうと思いがちですが、稲をコンバインで刈り取ると稲は裁断されるので、意外と藁の入手は困難です。

そのため手で刈り取っていきます。

刈り取りの様子

刈り取ったものをまとめて干していきます。

干した藁を、薪ストーブにいれて、刺身用の鰹のサクを入れます。

藁に火を付けて出来上がったもの

味は、鰹のたたきというよりも、燻製でした。

おいしかったです。

ちなみに稲は脱穀したあと、コイン精米所で籾摺りして食べました。

おいしかったです。

稲から米を脱穀したところ
籾摺りできるコイン精米所

薪割り

薪ストーブで一番大変なのは、薪の準備です。

薪を買うと高いので、自分で割ることになります。

たまたま近所の方が椎茸の原木を伐る仕事しているので、その方にお願いしてどんぐり系の木を調達してもらっています。

それをチェーンソーで玉切りにして、薪割り機で割ります。

作業場風景
薪をセットしたところ
レバーを引くと油圧シリンダが伸びて薪を割る
割れたところ
クワガタとかが寄ってきます

割った薪を軒下に積んで一年半乾燥させて使います。

1ヶ月で1立米ほど使うので、一冬に4立米ほどの木が必要になります。

そのため薪割り作業を数百回繰り返すので、薪割り機は100v駆動の電動が楽です。

薪ストーブの設置

広くなった玄関に薪ストーブを設置しました。

古民家は基本的に壁がなく、家の内と外とを仕切るのは窓ばかりなので、煙突は窓を通すことにしました。

一番上の写真は、窓ガラスを外して木枠を取り付ける様子です。

突貫工事でやったので、写真を撮るのを忘れ、ほとんど写真はありません。

最初に購入した薪ストーブは、ホンマ製作所の時計型ストーブです。

レンガは耐熱シールド

二ヶ月ほど使用して、薪ストーブが結構使えることが分かったので、鋳物の薪ストーブを購入しました。

90kgあるので、近所の人たちに手伝ってもらって設置することができました。

ホンマ製作所の薪ストーブと南部鉄器の鉄瓶

薪ストーブはこだわり始めると、とんでもない価格になりますが、床のリフォームから設置まで自分でやったので、全部で30万円ほどで済みました。

薪ストーブのおかげで暖房のための灯油の使用量が激減したので、10年ほどで元は取れそうです。

玄関を広げたい~土間打ち編~

二年ほどブログを放置していましたが、しばらく更新していこうと思います。

2022年の3月に玄関の土間打ちをしました。

冬は屋内が氷点下になる怖れがあり、そうなると土間が固まらないため春を待っての作業になりました。

コンクリートではなく、三和土(たたき)といわれる土間です。

三和土は、真砂土と石灰を、融雪剤入りの水で練り合わせて作ります。

バケツに真砂土6杯に対して、石灰1杯くらいの割合で混ぜ合わせて、水で練ります。

真砂土と石灰の比率は割と適当でもしっかり固まります。

施工面積は二畳半ほどの広さですが、厚さ約5cmで打ったので、真砂土が全部で400kgぐらい必要だったと思います。

そのため、手で練ることはあまりにも重労働なので、ミキサーを買いました。

回転するミキサー
水分は、握ると固まる程度
端から打っていきます
土を盛ったあと、木で叩いて平たくしています
完成

あとは、ビニールシートなどを敷いて養生して固まるのを待ちます。

水平にするのが難しく、割と凸凹になりましたが、楽しい作業でした。

次は、いよいよ薪ストーブを設置します。

タラの芽と山ウドの天ぷら

毎年この時期になると、タラの芽と山ウドが採れるので、天ぷらにしました。

タラの芽と山ウドはよく似ていて、左が山ウドで、右がタラの芽です。

山ウドには虫が付きませんが、タラの芽には黒っぽい金属光沢のある小さい虫がいっぱい付いてきます。

天ぷらにしてうどんと一緒に食べました。