旅行5日目:プールに行く

北欧の冬は夜が長く、昼の間も太陽が出る日が少ないので、『冬季うつ』状態になる人が一定数いるようです。

北欧に到着してからというもの、全く太陽を拝めていません。

そのため、体を動かして気晴らしをすることを推奨しているようで、街のあちこちにスポーツ施設があります。

友人の家の近くにギガンティウムというスポーツ施設があるので、そこに歩いて行きました。

歩いている途中で、やりっぱなしの工事現場をいくつも見かけました。
日本では考えられないですね。

北欧には至る所にやりっぱなしの工事現場がある
ギガンティウム内部の様子

ギガンティウムには温水プールがあるので、speedoの一番安い水着を買ってプールで泳ぎました。

サウナもあったので入りました。

サウナは18歳未満は入場禁止で、社交場のようになっていて、初対面の人同士でも気さくに話すので、日本のサウナのような沈黙はありません。

また温水プールと接続しているので水着着用でした。

割と物価が高く、一番安い水着でも4000円したので、もし北欧にサウナ目的で行く場合は、日本から水着を持っていった方が良いと思います。

友人は、サウナの常連客から、北欧は日光不足になるからビタミンD錠剤を飲むといいと勧められていました。

サウナから出て小腹が空いたのでサンドイッチを食べました。

写真を撮る前に割ってしまいました

鶏肉とベーコンのサンドイッチで、カレーソース(ターメリックソース?)がかかっていました。

デンマーク人はカレー味が好みのようで、大抵の物にカレーソースがかかっているようです。

味付けはカレーソースの味のみで、大雑把というか雑な味付けでした。

旅行4日目:クリスマスマーケットに行く

前日は、余り時間がなく、クリスマスマーケットの近くまで行って引き返したので、日を改めてクリスマスマーケットに行きました。

クリスマスマーケットには、メリーゴーラウンドと、観覧車が来ていました。
プレハブのお店も出ていました。

普段はなにもないただの広場で、クリスマスシーズンになると、どこからともなくアトラクションとプレハブの店が建つそうです。

デンマークの何が凄いかというと、祭りの屋台でも、クレジットカードや、モバイルペイという独自のキャッシュレス決済が使えるという点です。
デンマーク旅行では現金は不要です。

一番上の写真は、クリスマスマーケットの入り口ですが、オールボーの住人は、老若男女を問わず、ほぼ全員が黒い服を着ています。

おしゃれよりも防寒にパラメータを振っていくタイプの人たちなので安心しました。

黒い屋根のプレハブが建ち並ぶ

せっかくなので観覧車に乗りました。

一番上まで行くと結構高い

一息つくためにカフェに入りました。

プレハブのカフェ。やはりみんな黒い服を着ている

ところで、グリーンランドはデンマーク領なのですが、グリーンランドには、アジア人のような顔立ちの人たちが住んでいます。
本土のデンマーク人は異常なくらい英語が堪能ですが、グリーンランドから来たデンマーク人は、英語ができない人も多いらしく、ここのカフェの店員さんも全く英語ができなかったので注文が大変でした。

英語が通じる国だからと油断せず、コーヒーとか、簡単な現地語くらいは予習していくべきでした。
ちなみにデンマーク語でコーヒーは、カフェーとのこと。

デンマークのおすすめのドリンクは、ラズベリージュースです。

日本のスーパーでもラズベリーは売っていることがありますが、ラズベリージュースはまずお目にかかりません。
デンマークではスーパーで、1Lペットボトルに200円程度で売られており、しかも凄くおいしいので、よく買いました。

日本ではネット通販でも選択肢は限られますが、似たようなもの(ラズベリーとリンゴのミックスジュース)は手に入るようです。

旅行3日目:オールボーを散策する

スマホが使えるかどうかで旅行の難易度は全く変わってきます。

スマホがあれば、交通機関やホテルの予約をすぐに行え、マップで目的地の経路を検索でき、読めない文字の翻訳もできます。
クレジットカードを紛失しても、スマホのアプリからすぐに使用停止することもできます。

あまりにも便利すぎて、スマホなしの旅行は考えられないため、海外旅行でもスマホは使えるようにした方が良いです。

友人がEUで使えるプリペイド式の通話SIMを用意してくれていたので、それを使わせてもらいました。

1カ月間で、4GBのデータ通信、4時間分の通話(EU内のみ)ができるプランでおよそ800円でした。
100GBのプランでも1600円程度なので、価格差が凄いですが、通信料は日本よりも安い気がしました。

通話は別に必要ないとも思いましたが、後日、現地の人に電話を掛けざるを得ない状況になったので、通話はできるに越したことはありません。

また、事前に日本で通話可能なSIMを購入することも可能です。

スマホを現地で使えるようにしてから、オールボーの散策に出かけました。

一番上の写真はオールボー駅の駅舎です。

オールボーは、2016年のEUの調査でEU内で最も幸福な街として選ばれたこともある街です。

ちなみにそのときの2位がコペンハーゲンだったので、デンマークの都市が1位と2位だったことになります。
幸福の定義や調査の手法が不明のため、何がどうとか詳しいことは分かりませんが、治安は良かったです。

オールボー駅から続くメインストリート

クリスマスシーズンのため、全体的にクリスマス仕様になっていました。
冬なので、昼間の時間が6時間ほどしかなく、天気もずっと曇りか雨なので、憂鬱とした雰囲気を紛らわせるためのクリスマスデコレーションなのだろうと思いました。

クリスマスマーケットの移動観覧車

街中にオブジェも色々ありました。

恐竜
オールボーの像

旅行2日目:飛行機に乗る

11時のアムステルダム行きのフライトに間に合うように、8時に宿をチェックアウトし、KLMオランダ航空のチェックインカウンターに向かいました。

最終目的地はデンマークの北部にあるオールボーという街ですが、日本からは直行便がないため、オランダのアムステルダムを経由してオールボーに向かう予定です。当初の予定では、アムステルダムの乗り継ぎ時間は70分ほどありました。

オランダ経由だとV字の経路になりフライト時間が無駄に増えるため、コペンハーゲン経由が良かったのですが、関空からはコペンハーゲン直行便がありませんでした。

ちなみに東京からだとコペンハーゲンの直行便があるので、東京からだとオールボーに行きやすいです。

チェックインカウンターに行くと、登場予定のフライトが、機材(機体のことです)到着遅れのため45分の遅れとなっていました。
カウンターのスタッフの人に、「50分くらい遅れるから、乗り継ぎの時間が20分くらいしかないですが、出口に近い席にしましたので、走れば間に合いますよ! がんばってください!」と言われました。

このときは、がんばればなんとかなると思っていましたが、アムステルダムのスキポール空港からEUに入る場合、セキュリティチェックと入国審査の長蛇の列に並ぶ必要があり、乗り継ぎに一時間くらいかかるというのが分かったのは、スキポール空港に到着してからでした。

遅れた機材

そういうわけで、50分遅れで出発しました。
外国の航空会社でしたが、日本人の乗務員も3人くらい乗っていて、機内放送も英語とオランダ語と日本語だったので不安はありません。

離陸して一時間ほどして、昼食の機内食が出てきました。

鮭のそぼろご飯、サラダ、パン、チョコケーキ

エコノミークラスではチキンのマスタードソースも選べましたが、私はフィッシュにしました。
日本で積み込んだだけあり、鮭がゴマ味噌味で、日本人好みの味でした。

また、途中でおやつもでてきました。

オランダ銘菓のワッフル

個人的には、カップの水が珍しかったです。

ちなみに、KLMは、最後尾のギャレーにお菓子を常備していて、日清カップヌードルもあったので小腹が空いても安心です。

フライト時間は11時間以上ありますが、昼のフライトなので全く眠くなく、映画を見たり、鬼滅の刃を読んだり、地球の歩き方を読んだりして時間を潰しました。

地球の歩き方は、非常に詳しく現地の情報が載っているので、携行をおすすめします。
一人旅の場合、スマホが使えなくなると詰んでしまうので、情報源として携行すべきでしょう。
私は、2017年版を持って行きましたが、博物館の入館料が変わっていたり、電車のチケットの買い方が変わっていたりと、ところどころ変更があったので、最新版を買うとよいと思いました。

着陸の一時間ほど前に、また機内食が出てきました。

チーズドライカレー、サラダ、パン、フルーツ

欧州人はチーズとカレーが好きなのか、チーズとカレーをよく見かけます。

着陸の15分前に乗り継ぎに関する機内放送があり、乗り継ぎ時間が短い人は、ショートコネクト用の特別なレーンを用意しているからそっちに行ってね、乗り継ぎに間に合わなかった場合は、次の便に無料で振り替えるので、乗り継ぎカウンターに行ってねという内容でした。

アムステルダムのスキポール空港に到着すると、非シェンゲン協定国から、シェンゲン協定国に入る場合、再びセキュリティチェックが必要とのことなので、機内放送であったようにショートコネクト用の特別なレーンに並びましたが、「ここはプライオリティ専用だから、エコノミーはエコノミーレーンに並んでください」といわれ、結局、長蛇の列に並びました。
中には、がんばって交渉している人もいましたが、「全員遅れているんだから、大丈夫だよ」と言われて諦めてエコノミーに並ぶ人もいました。

空港職員からすれば、どうせ間に合わないし、次の便に乗れるんだから急ぐ必要ないでしょっていう感じなんですかね~

セキュリティのレーンは8列くらいあり、非常にスムーズに進んでいきましたが、圧倒的に時間が足りていないので、セキュリティチェックを受けている間に登場予定のフライトが出発してしまいました。

機内放送であったように、乗り継ぎに失敗したので乗り継ぎカウンターに行くと、オールボー行きの4時間後の便がとれ、さらにその間、空港で過ごせるように、12ユーロ分のバウチャーがもらえました。

バウチャーで軽食を買いました。

チキンサンド、水、お菓子

この内容で、約1400円ですが、バウチャーを使ったので実質無料でした。

途中、クレジットカードと現金の入った財布を落とすという冗談のようなミスをしましたが、親切なおじさんが落としたよと教えてくれて、無事オールボーに着き、友人と合流して、友人の家に泊めてもらいました。

旅行1日目:阪急バスに乗る

関西国際空港に向かうために、新見郵便局前のバス停から阪急バスに乗りました。

新見から梅田まで一日四往復しています

新見からバスで関西に向かうのは、初めてでしたが、阪急バスにはフリーWi-Fiや、電源コンセントがあるため快適に過ごせました。
タブレットで映画などを見ている人もいました。

電源コンセント

私は、楽天のkoboで鬼滅の刃を事前に買っていたので、それを読んで過ごしました。

電子書籍はかさばらないので旅行に便利

15:05新見発で、19:27梅田着でした。
四時間程で梅田の阪急三番街まで行けるうえ、片道3500円ほどだったので、これからも時々利用しようかと思いました。

阪急三番街の高速バス乗り場

阪急三番街の高速バス乗り場から、空港までのシャトルバス乗り場まで歩いて三分ほどでしたが、空港の道路工事による交通規制で、夜間は運行していませんでした。

見えづらいですが、夜間は全て赤の二重線が引かれています

そのためJRと南海電車を使って空港に行きました。

空港で食べた夕飯の親子丼と豚汁。これで750円は信じられないくらい安いことをあとで思い知る

フライトは朝の11時ですが、新見からだと間に合わないので空港で前泊しました。

空港内にある簡易宿泊所、ファーストキャビン

海外旅行に備えて、VISAのクレジットカードを2枚(普段使っているカードと、予備のカード)用意しましたが、予備のカードは暗証番号を覚えていないことに空港で気がつき、クレジットカードは実質1枚だけでした。
予備カードは普段使わないので仕方ないよね

1枚だけだと楽天カードのように障害が起こったり、財布をなくしたときに詰んでしまうので、旅行前には必ず全てのクレジットカードの暗証番号を確認した方が良いです(1敗)