紫の炎が出る

1月25日 晴れ

最近は、手つかずだった納屋の片づけをはじめました。

納屋の中に稲藁がたくさん積まれていたので、燃やして処理しようとしたところ、風が強くオープンエアで燃やすと林野火災になりそうだったので、焼却炉で燃やしました。

ひたすら燃やしていると、突然、炎が紫色になりました。

焼却炉の中央付近が紫っぽく見えると思います。

写真だと分かりづらいのですが、肉眼だと本当に青紫の炎が炉からメラメラと出てきました。

マンガやアニメだと、「喚び出したのか!? 魔界の焔をッ!」と解説される展開だったので、写真に収めようと急いでカメラを取りに家に戻り、カメラを掴んだら手が滑って床に落としてしまい、液晶が破損しました。

液晶が壊れただけで、中身は壊れていないようで、ちゃんと写真が撮れて良かったです(TT)

カメラがなんとか致命傷にならなかったのでよかったのですが、それでもなぜ炎が紫なのかという疑問が残ります。

真っ先に思いつくのは中学の時に習った炎色反応ですが、稲藁だけを燃やして炎が紫になるとは考えられません。
とはいえ、それ以外に思いつくものもなかったのでネットで調べてみると、炎が紫になるのはリン酸アンモニウムとのことでした。リン酸アンモニウムは普通に肥料にも使われ、納屋にも使い残しが放置されていて、その上に稲藁が積まれていたので、紫の炎の正体はリン酸アンモニウムによる炎色反応だということがわかりました。

5万円のカメラを一部破損して得られた知識をまとめると、肥料は燃やすと紫の火が出るということです。

みなさんも田舎暮らしをして余った肥料を燃やすときは、炎色反応に気を付けてください。

豆炭こたつの時短

豆炭はガスコンロで火をつけようとするとガスをかなり消耗するため、七輪で火起こしをしていますが、七輪の火をおこすところから始めると、なんだかんだで30分ほどかかるうえ、結構面倒です。

最近は時短がはやっていますが、豆炭の火起こしでも時短は可能です。

豆炭の燃焼中に、新たに豆炭を継ぎ足すことで、火を移して継続して使用することができます。

燃焼中の豆炭の周囲にある灰を取り除いた後、それと接触するように豆炭を並べた様子

継ぎ足すタイミングは、豆炭の火をつけてから8時間から10時間が経過した頃がよいです。あまり早く継ぎ足すと、豆炭の消費量が多くなり、遅すぎると火種が小さすぎて火が移らないなどの不都合があります。

私は、潜水艦勤務のように8時間おきに継ぎ足すことで、24時間の豆炭ヒーティングを実現しています。

ただ注意しなければならないのは、豆炭燃焼器の一酸化炭素を除去する触媒は、高温触媒なので、新たに豆炭を入れて燃焼器の温度が下がると、触媒機能が消えてしまい、火が移って高温になるまでの間は一酸化炭素が放出され、すぐに気分が悪くなります。
そのため、新たな豆炭を入れた直後から1時間ほどは、外に置いておくか、動作中の換気扇の下に置いておく必要があります。
(結局、七輪で火を起こした方が早いですね~)

また、私は使ったことがありませんが、世の中には、すぐに火が付く豆炭もあるようです。

掘りごたつに豆炭を入れる

去年の11月に豆炭こたつの燃焼器具を購入し、掘りごたつで使っています。

豆炭という丸く形成した無煙炭で、着火までに時間がかかるのが難点ですが、火が付いてしまえば、16時間はあったかいのが続くので、重宝します。

ガスコンロで着火しようとすると10分くらいかかるので、七輪で着火する様子
火のついた豆炭を燃焼器に格納する様子

これを掘りごたつの底面凹部に収納すると、遠赤外線で足の裏から温まるのでとても温かく、こたつの空気自体も温まります。

電気こたつと比較してにはなりますが、豆炭こたつのメリットは、ランニングコストが安いという点でしょう。一個当たり8円くらいなので、30~40円で朝から夜まで一日温かいということになります。

また、置く場所を選ばないということがありますが、もっとも掘りごたつで使う場合は移動できないので、あまりメリットにはなりませんが。

一酸化炭素については、燃焼器の中綿が触媒になっているので、燃焼中は全くといっていいほど外に出てこないため安心して使えます。

田舎暮らしの洗濯機について

ブログを続けるコツを友人に聞いたところ、「アフィリエイトだよ」と教えてくれたので、さっそくブロガーを始めることにしました。

今までは職業欄に、新規就農準備中と書いていましたが、これからは堂々とブロガーと書けそうです。

先日、とうとう全自動洗濯機を購入しました。

それまでは二槽式洗濯機で洗濯していたのですが、作業着を洗濯するとどうしても洗濯槽の下にゴミが溜まってしまい、作業着と、それ以外の服とで洗濯槽を分けたいという思いがありました。

二槽式洗濯機は洗濯槽と脱水槽が分かれているため、水を捨てなくてもよく、大量の洗濯物を連続的に処理するのに向いていますし、洗濯時間や脱水時間を調整するだけなので大変融通のきくうえ、泥汚れに強く田舎暮らしには必須です。

しかしながら、他の家事と同時にやっていると、水を止め忘れていたり、洗っていたのかすすいでいたのか分からなくなったりするので、常に洗濯物の面倒を見てやる必要があるという欠点もあります。

また、香川の友人が長期休暇を利用して開墾の手伝いに来てくれたときには、「大学の寮の時にも二槽式あったけど、使い方わからん」と言って自分で洗濯するのをを断念してしまい、東京の友人が手伝いに来てくれたときは、「大学の寮にいたとき使ってたけど、忘れた」と言って洗濯自体断念してしまいました。
見たことはあるけど、使い方がわからない人は多くいそうです。
かくいう私自身、大学の寮に住んでいた時は二槽式を使うこともありましたが、すっかり忘れていたので、ネットで調べて使えるようになったくらいです。

そのため、田舎暮らしにおいては、二槽式と全自動の併用が正解だという結論に至りました。
もし、田舎暮らしをしてみたいけれど、洗濯機はどうしたらいいのか分からないという方は、参考にしてください。

年が明けて、東芝製全自動洗濯機AW-45M7を購入しました。

洗濯機の併用となると、新しい洗濯機を置く場所と水道を確保する必要があります。

幸い、使っていない風呂場があったので、全自動をその風呂場に設置することにしました。

灯油缶置き場にしている風呂場

風呂場の水道は廃栓にしていたので、二槽式洗濯機の水栓を分岐して使うことにしました。

二槽式と蛇口とは、散水ホースでつなぐことが可能

ストップ弁の付いた全自動洗濯機用分岐蛇口も普通に市販されているので、それを使用しました。

操作弁で、二槽式への水の流入を操作することができる。

全自動洗濯機を使った感想ですが時間はかかるものの、洗濯物を放り込んで洗剤を入れ、スイッチを押すだけで洗濯が終わるのは大変便利です。
みなさまの開墾のお手伝いをお待ちしています。

小雨が降るので芋を焼く

1月15日 曇り時々雨

雪が積もったら伐りためた木を燃やそうと思っていたら、全然雪が降らないので、どうしようかと思っていたところ、今日は小雨が降る一日でした。

さっそく、伐った木の一部を燃やし、ついでに芋を焼くことに。

伐った木の一部

じかに燃やし始めるよりも、下に薪で床を作っておくと、雨の日でもスムーズに焚き火ができます。

まずは、床づくり

その間に、オガライトで種火を作っておきます。

七輪で火をおこす

床の上に種火を置きます。

あとは、茂みを載せていきます。

茂みを載せる

茂みを燃やすこと30分。床も燃えていい感じに熾きができたところで、アルミ箔で包んだ芋を投入します。

中央の白いものが芋

芋を熾きで埋めて、その上でさらに焚き火を続けること30分。

芋の上で行われる焚き火
出来上がり

今回は、食べる前に写真が撮れたのでよかったです。

また、焼き芋をしていたら、姿が見えたからという理由で、近所の方が新年会のおにぎりとおはぎをおすそ分けしてくれました。

前回の焼き芋の時も、別の近所の方がドリアンを持ってきてくれたので、2019年は焼き芋中のおすそ分け率が100%を維持しています。