旅行12日目:ストックホルムへ行く

2日間の休養ののち、ストックホルムへ行きました。

デンマークのオールボーからストックホルムへの直通便はないので、オールボーから電車でオーフスという街に行き、そこから飛行機でストックホルムへ行きました。

空港で食べたサンドイッチ。1200円くらいするけれど、びっくりするくらいまずい

ストックホルム・アーランダ空港

飛行機に乗ったときは、まだ明るかったのですが、到着したときは16時頃だったので、すでに夕闇でした。

ストックホルム中央駅
ガムラスタンのクリスマスマーケット

夜でもクリスマスマーケットやってるなあと思いましたが、まだ、17時にもなってないんですよね。
暗くなるのが早いです。

観覧車などの遊具はありませんでした。

ところでストックホルムは「魔女の宅急便」(※宅急便は、ヤマト運輸が提供する宅配便サービスの登録商標です。)のロケ地なので、魔女の宅急便を見れば、わざわざストックホルムに行く必要はありません。

ライトアップされたガムラスタンの大聖堂

歩いていると、魔女宅でも登場する時計台のモデルになった大聖堂がありました。手前に建物があり、頂部しか見えませんでしたが。

魔女の宅急便を最後に見たのは中学生の時でしたが、パン屋のおソノさんの夫が全然喋らないのが気になりましたが、実際にストックホルムに来て、理由が分かりました。
劇中では、全員日本語で会話していますが、それはあくまで便宜上のことであって、ホントはスウェーデン語で会話していると考えると、おソノさんの夫は日本人なので、スウェーデン語が喋れないから、喋らないだけなんだと分かりました。

旅行10~11日目:帰国してダラダラする

3泊4日のオランダ旅行も終わり、デンマークに帰国し、ダラダラしました。

オランダ旅行の感想ですが、オランダは非英語圏の中で最も英語が通じる国としてランクインしているだけあり、アムステルダムだけでなく、南オランダなどの地方でも英語の案内があり、バスや電車も時間通りにくるので非常に旅行がしやすい国でした。

そして衝撃的だったのは、飛行機の機内放送の順番が、毎回、英語→オランダ語であり、離陸前のセーフティの放送では、英語のみということもありました。
母国語より英語を優先しても、何の問題もないくらいみんな英語が堪能ということを感じました。
日本では考えられませんね。

オランダに英語留学する人もいるそうですが、全然アリな選択ですね。

日本では学校教育で10年近く英語を勉強しますが、英語が堪能になるということはないので、教育が間違っているのは明かですが、日本語しかできない国にすることで、外国人の流入を防ぎ、日本人が他国に流出するのを防ぐ国策かもしれません。

空港から友人宅へ帰る途中で、巨人の絵を見つけました。

ウルトラマンっぽい巨人

10日間ほどずっといろいろな場所で観光していたため、2日ほど休養を取りました。

休養中は、ノートパソコンでyoutubeなどで動画を見ていました。

基本的に、スマホやタブレット、カメラなどのデジタルデバイスのACアダプタは海外の240Vまで対応しているので、変圧器は必要ないのですが、ノートPCの電源ケーブルは100V専用なので、ノートPCを持って行く場合は、海外用の電源ケーブルを持って行く必要があります。

旅行9日目:おつかいに行く

オランダに行く直前に、友人から「ゴッホ美術館で、アーモンドの花のサービングボードを買ってきて欲しい」と、運び屋を頼まれたため、ゴッホ美術館に行くことにしました。

バス停から歩いてゴッホ美術館に行く途中に、国立美術館がありました。

国立美術館

小国とは言え、17世紀には、オランダ東インド会社が大成功して世界一強大な国となっただけあり、建物は立派です。

ニューヨークもその始まりはオランダの植民地であり、ニューアムステルダムと呼ばれていたそうです。

日本でオランダというと、チューリップと風車、あとは電気シェーバーや電動歯ブラシを作っている電機メーカーが有名なくらいですが、鎖国中の日本と唯一交流があった国なので収蔵品が気になりましたが、時間の関係上、素通りしました。

ゴッホ美術館

ゴッホ美術館には、ひまわりや、肖像画、アーモンドの花などが展示され、浮世絵も展示されていました。

花咲くアーモンドの枝のサービングボードは、ミュージアムショップで、お土産として売られています。

後で調べると、日本でもネットで買えるようです。

絵の部分は陶器なので、まな板として使うと傷だらけになるため、チーズやハム、パンなどを載せる板として使う方が良いでしょう。

側面に大きな割れ

外国だからなのか、木製品だからなのか、商品の品質はバラバラな感じでした。

できるだけきれいな物を選び、購入した後は、アムステルダム市内を食べ歩き観光しました。

まず、有名なクロケットを自動販売機で購入しました。

オランダ名物クロケット

大きさの対象物がないため分かりづらいですが、長さは10cmほどです。
とてもおいしいのですが、最中と同じで一個でおなかいっぱいになるくらいのボリュームがありました。

クロケットは一口食べたら、すぐ止まんのよ
クロケット二個目いってるやつ見たことないんやから
クロケットの大食いギネス記録は2やねん

次に、ハーリング(ニシン)を食べました。
生のニシンを軽く発酵させ、みじん切りにしたタマネギとスライスピクルスといっしょにパンに挟んでいただきます。

オランダ名物ハーリングをパンで挟んだやつ

このハーリングをパンで挟んだやつが、欧州に来て一番おいしかった食べ物です。
日本では手に入らなさそうなので、今度自分で作りたいと思いました。

ホランドカジノ

また、近くに国営カジノがあったので、カジノにも行ってみました。
日本でも最近IRが取り沙汰されているため予習しに行きました。

入場料は、約600円と良心的でした。

ルーレットをやろうかと思ったのですが、ルーレットチップのやり取りのシステムがよくわからず、見学しただけでプレイは断念しました。
システムを理解していないと、説明されてもよく分からないですからね。

ちなみにディーラーは女性の方が多かったです。
バスの運転手も半数くらいが女性なので、男女平等を感じました。

旅行8日目:風車を見に行く

オランダ人は世界一身長が高いらしく、男性の平均身長は187cm、女性は171cmだそうです。

そのせいか、ボウリングのピンもかなり巨大でした。

オランダと言えば、風車が有名なので世界遺産のキンデルダイクに行きました。

バスと電車をいくつも乗り継ぎましたが、グーグルマップに情報が全て出てくるので、簡単に行けます。
逆に、ナビがない時代は、どうしていたんだろうと不思議に思います。

電車にはホームとの隙間を埋めるステップが装備されていて、日本もこういうのを備えたら良いのにと思いました。

ホームと電車の隙間を埋めるステップ

キンデルダイクは、のどかな場所で、羊の放牧をしていたり、水鳥がたくさんいたり、魚を捕まえる罠があったりしました。

冬の時期なので、観光客はまばらで、ときおり巨大なバスで中国人団体客がどっと来る以外は実に静かでした。

放牧される羊
至る所にいる水鳥
何かの罠
跳ね橋を通る渡し船
急に現れる漢字

キンデルダイクにある風車は、粉を挽く風車ではなく、排水をするための風車です。

内部の機械部分の様子

いくつか中に入れる風車があり、かつて風車守が住んでいた様子が再現されています。

風車の中にある子供用ベッド

現在は、巨大なスクリューで排水を行っていました。

夜は、アムステルダムで醤油ラーメンを食べました。

あっさり醤油ラーメン、お値段は1700円

すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、すでに欧州の洋食に完全に飽きてしまい、アジア料理ばっかり選んでいます。
寿司とラーメンは欧州でも人気のため、すぐに見つかるので良かったです。

店内に、香川県が生んだ鬼才、寺嶋裕二先生のダイヤのAが山積みになっていたのが印象的でした。

オランダでもダイヤのAが読めるとは、同郷人としてはうれしい限りです。

ちなみに、この日も楽天カードが再び一時使えなくなったというニュースが流れていて、ドキドキしましたが、ちょうど復旧したタイミングだったようで、問題なく使えて良かったです。

とはいえ、これ以降、障害でキャッシングできない状態がずっと続き、現金を下ろすこともできず、カードがいつ使えなくなってもおかしくなく、海外一人旅で文無しになるかもしれないという不安の中で旅行が続きます。

旅行7日目:オランダへ行く

デンマークでは、オールボーとスカーゲンを観光し、だいたい見たので、次はオランダに行くことにしました。

オールボー空港から、スキポール空港へ一時間半ほどのフライトです。
雲の上を飛ぶので、ヨーロッパに来てから1週間ぶりに太陽を見ました。

KLMに乗るたびに出てくるチーズサンドイッチ。ソースが割とおいしい
オランダのバスの車内にあるハンマー

デンマークもそうですが、オランダのバスや路面電車内には、窓ガラスを割るためのハンマーがいくつも備えられています。
日本もこういうのを備えると良いのにと思いました。

ナシゴレン

オランダは、インドネシアを植民地にしていたせいか、至る所にインドネシア料理のレストランがあります。

ナシゴレンを食べましたが、約2000円です。
欧州は、外食が日本の3倍くらいする印象です。

かといって物価がものすごく高いかというとそうでもなく、スーパーで売っている物の値段は日本とあまり変わらず、物によっては日本よりもかなり安いです。
特に、肉やチーズは、日本と同じ値段でも量が3倍くらいあるので、実質は日本の1/3くらいの価格でした。

なので、日本に来た欧州人は、外食の安さに驚き、主食である肉とチーズの物価の高さに絶望すると思います。

ちなみに、日本でもあちこちにある世界的に有名なハンバーガーショップは、欧州でも日本と同じ価格と味なので、安心です。

ヨーロッパに来てからと言うもの、ずっと友人宅に泊まっていたので、今回のオランダ旅行が初めてのホテル泊になります。

24階からの眺め

ここで初めて日本から持って来た充電用の変換プラグを使いました。

USB出力が付いているので、スマホ、タブレット、カメラなどの充電が可能です。

一泊一万円程度のホテルだと、スリッパ、歯ブラシ、シャンプー、ひげそりといったアメニティがないので、日本から持って行くか、現地のスーパーで購入すると良いと思います。

ちなみに、この頃、日本では楽天カードが障害で使えないというニュースが流れていました。

楽天カード一枚で旅する私は、遅れてそれに気がつき、それまでは鬼滅の刃を一冊ずつ読んで、次のを買うというスタイルで旅行していたのですが、完全に使えなくなるかもしれないと思い、鬼滅の刃を一気に全巻買いました。

こういう事態に備えて予備のカードを用意していた私ですが、暗証番号を覚えていなかったので、予備のカードは予備としての役割を果たすことはありませんでした。

なので海外旅行の時は、クレジットカードの障害に備えて、暗証番号を覚えている別会社のカードを二枚、それも財布だけではなくて、別々の場所に入れて財布の紛失にも備えるか、だれかと一緒に旅する方が良いと思いました。

グループ旅行なら、同行者のクレジットカードで一緒に払ってもらうというようなこともできますが、一人旅だと詰むので本当にドキドキでした。