11時のアムステルダム行きのフライトに間に合うように、8時に宿をチェックアウトし、KLMオランダ航空のチェックインカウンターに向かいました。
最終目的地はデンマークの北部にあるオールボーという街ですが、日本からは直行便がないため、オランダのアムステルダムを経由してオールボーに向かう予定です。当初の予定では、アムステルダムの乗り継ぎ時間は70分ほどありました。
オランダ経由だとV字の経路になりフライト時間が無駄に増えるため、コペンハーゲン経由が良かったのですが、関空からはコペンハーゲン直行便がありませんでした。
ちなみに東京からだとコペンハーゲンの直行便があるので、東京からだとオールボーに行きやすいです。
チェックインカウンターに行くと、登場予定のフライトが、機材(機体のことです)到着遅れのため45分の遅れとなっていました。
カウンターのスタッフの人に、「50分くらい遅れるから、乗り継ぎの時間が20分くらいしかないですが、出口に近い席にしましたので、走れば間に合いますよ! がんばってください!」と言われました。
このときは、がんばればなんとかなると思っていましたが、アムステルダムのスキポール空港からEUに入る場合、セキュリティチェックと入国審査の長蛇の列に並ぶ必要があり、乗り継ぎに一時間くらいかかるというのが分かったのは、スキポール空港に到着してからでした。
そういうわけで、50分遅れで出発しました。
外国の航空会社でしたが、日本人の乗務員も3人くらい乗っていて、機内放送も英語とオランダ語と日本語だったので不安はありません。
離陸して一時間ほどして、昼食の機内食が出てきました。
エコノミークラスではチキンのマスタードソースも選べましたが、私はフィッシュにしました。
日本で積み込んだだけあり、鮭がゴマ味噌味で、日本人好みの味でした。
また、途中でおやつもでてきました。
個人的には、カップの水が珍しかったです。
ちなみに、KLMは、最後尾のギャレーにお菓子を常備していて、日清カップヌードルもあったので小腹が空いても安心です。
フライト時間は11時間以上ありますが、昼のフライトなので全く眠くなく、映画を見たり、鬼滅の刃を読んだり、地球の歩き方を読んだりして時間を潰しました。
地球の歩き方は、非常に詳しく現地の情報が載っているので、携行をおすすめします。
一人旅の場合、スマホが使えなくなると詰んでしまうので、情報源として携行すべきでしょう。
私は、2017年版を持って行きましたが、博物館の入館料が変わっていたり、電車のチケットの買い方が変わっていたりと、ところどころ変更があったので、最新版を買うとよいと思いました。
着陸の一時間ほど前に、また機内食が出てきました。
欧州人はチーズとカレーが好きなのか、チーズとカレーをよく見かけます。
着陸の15分前に乗り継ぎに関する機内放送があり、乗り継ぎ時間が短い人は、ショートコネクト用の特別なレーンを用意しているからそっちに行ってね、乗り継ぎに間に合わなかった場合は、次の便に無料で振り替えるので、乗り継ぎカウンターに行ってねという内容でした。
アムステルダムのスキポール空港に到着すると、非シェンゲン協定国から、シェンゲン協定国に入る場合、再びセキュリティチェックが必要とのことなので、機内放送であったようにショートコネクト用の特別なレーンに並びましたが、「ここはプライオリティ専用だから、エコノミーはエコノミーレーンに並んでください」といわれ、結局、長蛇の列に並びました。
中には、がんばって交渉している人もいましたが、「全員遅れているんだから、大丈夫だよ」と言われて諦めてエコノミーに並ぶ人もいました。
空港職員からすれば、どうせ間に合わないし、次の便に乗れるんだから急ぐ必要ないでしょっていう感じなんですかね~
セキュリティのレーンは8列くらいあり、非常にスムーズに進んでいきましたが、圧倒的に時間が足りていないので、セキュリティチェックを受けている間に登場予定のフライトが出発してしまいました。
機内放送であったように、乗り継ぎに失敗したので乗り継ぎカウンターに行くと、オールボー行きの4時間後の便がとれ、さらにその間、空港で過ごせるように、12ユーロ分のバウチャーがもらえました。
バウチャーで軽食を買いました。
この内容で、約1400円ですが、バウチャーを使ったので実質無料でした。
途中、クレジットカードと現金の入った財布を落とすという冗談のようなミスをしましたが、親切なおじさんが落としたよと教えてくれて、無事オールボーに着き、友人と合流して、友人の家に泊めてもらいました。